こんにちは。
山梨県中巨摩郡昭和町にあるライフ自然療法室の有野です。
何ヶ月、何年も筋トレやストレッチしてるのに、一向に腰痛が改善しなくて悩んでいませんか?
なぜ、固まった腰の筋肉を伸ばして柔らかくしても、腰痛は改善しないのか?
筋トレしても腰痛は改善しないのか?
できるだけ、分かりやすく書きたいと思います。
腰痛へのストレッチは寧ろ悪化する
凝り固まった筋肉をいくらストレッチして伸ばしても、腰痛が改善することは絶対ありません。
凝り固まった筋肉は、簡単に言うと紐を玉結びしている状態と考えていください。
その玉結びしている紐の両端を引っ張るとどうなりますか?
ますます、結び目はきつく、固くなりませんか?
きつく固くなった玉結びを解くのは、はじめよりももっと困難になります。
ストレッチして一時的に腰痛が楽になったのに、再発してしまうのはなぜでしょう?
凝り固まった部分を無理矢理伸ばしているのがストレッチです。
無理矢理伸ばすことで、筋繊維や神経線維に損傷を与えてしまいます。
ストレッチをすることで、炎症を起こしてしまいます。
炎症を起こすことで、神経は麻痺を起こし、痛みを感じなくなります。
つまり、ストレッチをすると一時的に痛みを感じなくなるようになり、腰痛が改善したと勘違いします。
これを何度も繰り返すようになると、ますます筋肉のコリは固くなり、腰痛は悪化してしまいます。
筋トレはインナーマッスルを鍛えましょう
筋肉には2種類あります。
・インナーマッスル
・アウターマッスル
インナーマッスル
インナーマッスルは、筋肉の層の深い部分にあります。
姿勢を維持したり、関節の安定性を高めたりする筋肉です。
インナーマッスルは、体のコアの部分にあり全身にあります。
インナーマッスルが衰えて使えない状態だと、内臓が正常な位置に支えられずに、内臓の働きが悪くなります。
内臓は正常な位置にない状態は、骨盤側へと下垂していることになります。
内臓下垂を引き起こすことで、腰は反り腰になり、筋肉は凝り固まります。
そして、腰痛を引き起こしてしまいます。
アウターマッスル
アウターマッスルは筋肉の浅い層の部分にあります。
体を動かすときに大きな力を発揮したり、関節を動かしたり、骨を守るような役割があります。
筋トレで、意識を向けてトレーニングしやすい筋肉であるのも特徴です。
ボディービルダーの筋肉質の見た目は、アウターマッスルを筋トレしまくった姿になります。
しかし、ヨガのような不安定な姿勢での維持するような筋肉はインナーマッスルの筋トレになります。
インナーマッスルが使えないと…
インナーマッスルが使えない状態になると、姿勢維持のためにアウターマッスルを使うようになります。
インナーマッスルを使えない分、アウターマッスルでカバーしているわけです。
つまり、アウターマッスル優位になるため、内臓は下垂し反り腰になります。
姿勢は猫背になり、代謝量は低下し、太りやすい体にもなります。
インナーマッスルは姿勢維持に働く筋肉であるため、長時間座りっぱなしでの仕事に影響があったりします。
長時間のデスクワークやトラックやタクシーの運転手のような仕事が例であります。
インナーマッスルが使えない分、表面上のアウターマッスルを使うようになるため慢性的な疲労を引き起こし、肩や首・腰の筋肉が凝り固まりやすくなります。
そして、肩こり・首こり・腰痛を引き起こしてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋トレやストレッチをしても、一時的に痛みを改善できても根本的には改善できません。
根本的な原因は、筋肉のコリのような浅い部分ではなく、さらに深い部分にあります。
当院はその深い部分を探し出し、原因究明に努めています。
お悩みの方は、お待ちしております。