こんにちは。
山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。
オステオパシーやカイロプラクティックなどありとあらゆる徒手療法を受けると、なぜ、体は良くなり、自然と症状が改善するのでしょうか?
今回は、誰もが持っている、治癒能力について書いていきたいと思います。
治癒能力とは?
風邪をひいたり、骨折をしたり、皮膚を擦りむいたりしても、基本的には勝手に体は治そうとします。
体の細胞は、体内に異物(ウイルス、細菌、重金属、添加物、アルコールなど)が侵入することでも、内臓が働き、絶えず、処理をして、排出しようとします。
古くなった細胞は、綺麗に代謝され、生まれ変わり、いつまでも若々しくいるようにも働きます。
外傷によって、傷ついた組織も無意識に、修復し、傷を元通りにします。
このように、誰もが、治癒能力が存在しているわけです。
オステオパシーは、体で何が起こるのか?
オステオパシーでは、体のあらゆる組織に対して、施術をしていきます。
病院では基本的に、MRIやCTといった画像検査をしますが、画像検査だけでは分からないこともあります。
画像検査で異常個所は見つからずとも、体の症状で悩んでいる人は、たくさんいるのが現実でもあります。
私を含め、多くのセラピストは触診技術を研磨し、体内のあらゆる組織にかかる物理的な力を感じ取ることができます。
具体的に言うと、あらゆる膜の捻じれや不自然な圧力といったような力が、骨や筋肉、内臓、血管などに加わっています。
このような不自然な力が加わっていることで、体は歪んでいきます。
体はこの不自然な力が組織にかかることで、健康のバランスが崩れ、痛みといった症状や病気を作り出します。
オステオパシーでは、不自然な力の負荷のかかる組織を解放していき、治癒能力を高めていきます。
施術で、クライアントさんの治癒能力を引き出す、お手伝いをしているに過ぎません。
最終的に、治すのはクライアントさんの体なのです。
クレブス回路
さらに、細かく見ていくと、細胞内でのエネルギー代謝がうまく回らないと、治癒能力も低いままになります。
専門的なことを言うと、メチレーションが大事になってきます。
メチレーションは、CH3(メチル基)が物質から物質へとくっついたりする生化学反応のことを言います。
メチレーション内での役割は、ドーパミンの合成や解毒機能、DNAの合成などさまざまなことに関係してきます。
もちろん、メチレーションの代謝が十分に回らないと、病気にもなりやすくなります。
例えば、○○ワクチンなどのようなものには、アルミニウムや水銀といった重金属が含まれています。
これらの金属は体内に存在するウイルスや細菌と抱合することで、体内に潜伏します。
メチレーションが適切に働かないことで、免疫機能は低下し、ウイルスや細菌の感染力が増しやすくなります。
ウイルスや細菌への遺伝子発現を阻止できなくなり、さらに体内での増殖を許してしまいます。
遺伝子発現が起こることにより、ウイルスや細菌は体内に潜伏することができるようになります。
免疫機能で言えば、メチレーション機能が低下を起こすことにより、ウイルスを攻撃するようなT細胞の生成は減り、B細胞は増え、過剰な抗体を作り出してしまいます。
過剰な抗体は、自分自身の体を攻撃するようになり、自己免疫疾患にもなりやすいと言われています。
なので、このメチレーションがしっかり機能することも、治癒能力に関わってくるというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
治癒能力を細かく見ていくと、細胞のことまで理解しないといけないです。
そして、私たち人間は、食べているものから栄養を吸収し、治癒能力のエネルギーを作り出しています。
その代謝が、クレブス回路でもあり、メチレーションというわけです。