こんにちは。
肩こりなら首や肩回りの筋肉のコリをほぐせばいいと思っていませんか?
何度も言いますが、ただ単に筋肉を揉みほぐすような施術は、その場しのぎの対症療法に過ぎません。
肩こりと内臓は大きく関係しています。
内臓疲労により、首や肩回りの筋肉にコリを作り、肩こりになります。
なぜ、腸が肩こりに関係するのか?
腸がうっ血し、浮腫んでいる状態だと内臓下垂を引き起こします。
図のように内臓下垂することで、骨盤は後ろへ傾き、姿勢も猫背になります。
猫背になることで、首・肩・背中・腰回りの筋肉はコリを作ります。
また、内臓下垂をすることで骨盤も歪んでしまいます。
骨盤が歪むことで、股関節にも負担がかかり、痛みにも繋がりやすいです。
便秘もあると、より一層、内臓下垂を引き起こしやすいです。
腸に負担を与えてしまう要因とは?
大きく分けて2つに注目していください。
食生活
腸にとても負担をかける食べ物は、小麦粉です。
細かく見ると、小麦粉のグルテンが腸の細胞を攻撃してしまいます。
腸は、食べ物の栄養を吸収する場所になります。
グルテンにより攻撃された腸は、腸の網目の粘膜細胞が広がってしまいます。
すると、腸の透過性が増加し、さまざまなものを吸収してしまう最悪な腸になります。
腸内環境は悪化し、働きが悪くなり便秘にもなりやすくなります。
便が腸内に溜まり、うっ血を起こすことで内臓下垂を引き起こしてしまいます。
なので、パンや麺類など小麦粉製品のものを減らすことで、腸内環境も改善されます。
ストレス
脳と腸は、とても関係しています。
脳腸相関と言葉があるくらいに、関係しています。
つまり、ストレスにより脳疲労を起こすことで、腸に負担を与えてしまいます。
やりたくないことを我慢してやっていませんか?
本当にやりたいことができていますか?
自分が不快だなと思うようなことが、日常であるならストレスを抱えていることになります。
ストレスは、自律神経を乱し、体内への酸素摂取量が減ります。
自律神経が乱れることで、痛みや痺れ、便秘などを引き起こしやすいです。
ネガティブなことにフォーカスするのではなく、自分にとってどんなことが心地よい状態なのか、自分自身と向き合い見つめなおすことをお勧めします。
内臓下垂の改善方法とは?
内臓下垂改善のためには、内臓への施術が効果的です。
うっ血している臓器を優しくお腹の上から触れて、施術させていただきます。
内臓の施術をすることで、うっ血し重くなった臓器は軽くなり、血流が良くなります。
内臓下垂が改善することで、猫背も改善します。
猫背が改善することで、肋骨が開き、呼吸しやすくなります。
内臓と筋肉も繋がっているので、内臓のうっ血が解決することで、自然と筋肉のコリも解消されます。
つまり、肩こりもかなり楽になります。
それと、内臓がしっかり機能することにより、自然治癒能力も働きやすくなります。
自然治癒力が働いてる状態であることで、症状や病気になりにくい体を手に入れることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋肉のマッサージやストレッチで、なぜ肩こりが改善できないのか、少しで分かっていただけたらうれしいです。
肩こりも、だましだましその場しのぎで対処していると、いつかもっと大きな病を招くことになり得ます。
肩こりは、大きな病を引き起こさないためにも、今のうちに問題を改善するために体からのメッセージでもあります。
肩こりでお悩みの方は、ぜひ、お待ちしております。