こんにちは。
中巨摩郡昭和町のライフ自然療法室の有野です。
オステオパシーって聞いたことがある方は少ないと思います。
簡単に言うと、薬や手術をせずに体の治す力を引き出し、症状改善する施術になります。
今回は、オステオパシーについて簡単ではありますが説明したいと思います。
オステオパシーとは?
オステオパシーは、人間の誰もが持っている自分自身を治そうとする力の自然治癒力を引き出し、健康へ導く医学です。
特徴的なのが、体全体を1つの繋がったシステムと捉えることです。
体全体を1つの繋がったシステムがどういうことかというと、
筋肉や内臓・骨・血管・リンパ・神経・脳などはそれぞれが膜や血管を介して繋がっています。
例えば、内臓の機能が低下している状態だと、うっ血を起こしてしまいます。
すると、内臓の神経を介して背骨の中にある脊髄へ伝達され、脳へと信号が送られます。
背骨の関節は固く歪み、背中や腰の筋肉は凝り固まり、症状を引き起こしてしまいます。
筋肉にコリがあるから、その筋肉を揉みほぐすといったようなことはしません。
筋肉が凝り固まった原因を検査し、施術していきます。
筋肉のコリ固まった状態は最終的な結果であり、原因ではありません。
なぜ、筋肉が凝り固まってしまったのか?
そこが何よりも大事であり、原因に対して施術することで改善への兆しが見えてきます。
人間だれもが傷や骨折になっても、時間が経てば自然と治るように、自己治癒力が働きます。
その自己治癒力がうまく働くことができなくなっている状態から、働くように促す施術がオステオパシーになります。
肩こりに対する症例
肩こりは肩や首の筋肉が固くなり、血流が悪くなっている状態です。
肩や首の筋肉のハリは、主に内臓下垂の方が多いです。
内臓に負担がかかり、うっ血している状態になると、内臓は重くなり骨盤側に下垂します。
内臓が下垂することで、姿勢は自然と猫背となります。
猫背になることで、肩や首・背中の筋肉は引き伸ばされてハリが強くなり固くなります。
当院では、内臓の施術をし、血流を改善することで自然と肩や首・背中の筋肉のハリが無くなります。
内臓との関連性のある関節や神経などの部位も合わせて施術することで、肩や首・背中だけでなく全身の筋肉が緩むようになります。
腰痛に対する症例
腰痛は腰回りの筋肉が凝り固まり、血流が悪くなっている状態です。
腰痛も単に、腰周りの筋肉が固まっているからストレッチや揉みほぐしで良くなると思っている方が多いです。
腰周りの筋肉も肩こりと同じように、なぜ、筋肉が凝り固まってしまったのか?の原因究明が必要です。
腰の前には多くの内臓があります。
とくに内臓の大部分を占めているのが腸になります。
腸の根元は腰の背骨に付着しており、腸の状態で関節の固さも左右されます。
腸は、主に精神的ストレスや食べ物のストレスによって負担がかかり、機能低下しやすいです。
食べ物は、主に小麦粉製品の食べ過ぎやタンパク質・糖分の摂りすぎは腸へダメージを与えてしまいます。
腸が浮腫み、下垂することで腰痛だけでなく、肩こりや首こり・背部痛・頭痛なども引き起こしやすいです。
当院では、お腹に軽く手を当てて腸の施術をしていきます。
腸だけじゃなく、腸の関係性のある別の臓器も痛みなく施術していきます。
背骨の関節もボキボキするようなことはせずに、軽く触りながら施術していきます。
内臓や背骨が緩むことで、自然と腰周りの筋肉も緩むようになります。
筋肉だけでなく、内臓のうっ血、背骨の歪み、関節の固さが改善することで血流も良くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
当院は、オステオパシー医学を軸に施術させていただいております。
薬や手術に頼ることなく、自分自身の治る力を引き出す、お手伝いをさせていただいております。
ぜひ、一度当院の施術を受けてみてください。
お問い合わせお待ちしております。