便秘は腰痛になりやすい?!

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こんにちは。

山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。

腰痛と便秘が関係すると聞いたことはほとんどないと思います。

では、なぜ、関係あるのでしょう?

便秘とは?

 排便は毎日あるのが健康です。

しかし、便秘の方は2,3日以上なかったりします。

 1日空けて、便が出ていたとしても、毎日出るのが当たり前です。

健康な人に比べると、腸内運動は多少、劣っているかもしれません。

便秘の方は、お腹のハリ感が強く、腰痛や股関節痛、膝関節痛みなどで悩んでいる印象を受けます。

また、腸は免疫機能に大きく関わります。

免疫は、自分の体を守るために働いています

 免疫の機能になんらかのエラーが起きてしまうと、自分自身の体を攻撃してしまいます。
体内は炎症傾向が強くなり、肩こり・腰痛・頭痛などあらゆる症状や病気を引き起こしてしまいます。

機能性便秘

 便秘の中でも多くの人は、この機能性便秘が多いと言われています。

機能性便秘は、大腸の形は正常でも、腸の機能が低下している状態です。

 機能が低下しているというのは、便を肛門まで送ることができなかったり、便の状態が固くなったりします。

また、肛門の部分では、便を押し出す力が弱くなったりします。

器質性便秘

 器質性便秘は腸の形が何かしらの原因で、形が変わってしまう便秘です。

これは、病気由来でなる可能性が高いです。

大腸がんやクローン病などに併発するような便秘です。

便秘と腰痛の関係

 便秘は簡単に言うと、便が腸に詰まっている状態です。

解剖学的に腸を見ていくと、腸は腰の背骨の前に存在する臓器です。

 上の図のように、赤い部分が腸であり、背骨の前にあるのが分かります。

そして、腸の根元は、腰の背骨の前面に付着しています。

つまり、便秘の腸は重く、腰の背骨を前へと引っ張ります。

腰は、反り腰気味になり、筋肉はハリ、腰痛へとなりやすくなります。

便秘も腰痛の原因の1つでもあります。

便秘の改善方法

 まずは、食生活を見直してみてください。

水分はしっかり摂取できているか、バランスよく食事をとることはできているか。

ダイエットで小食気味ではないか。

あるいは、日常生活のストレスや過去のトラウマなどによっても腸は機能的な低下を引きお起こしやすいです。

脳と腸は深い関係性があるからです。

現代は、ストレス社会です。

 何かと、人間関係や仕事関係、将来への不安など。

人によって、さまざまなストレスを抱えているかと思います。

しかし、そういったストレスの中でも、自分は何によって幸せと満たされるのかを考えることも必要です。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

便秘は、多くの人が悩まれている症状の一つだと思います。

便秘の方も、当院には多くの方が来られます。

脱水を起こしていたり、ストレスにより腸の機能が低下したりなど、クライアントさんにあった施術方法で解放していきます。

便秘でお悩みの方も、ぜひ、お待ちしております。