こんにちは。
山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。
肩こりになる原因の一つとして、心臓も考えられます。
心臓と肩こりの関係について書きたいと思います。
心臓について
心臓は、全身へ血液を送り出すポンプ的な役目であり、死ぬまでずっと休むことなく、動き続けています。
心臓は、4つの部屋に分かれており、全身に血液を送りだす動脈血と肺に血液を送り出す静脈血があります。
心臓の機能が低下している状態だと、全身の細胞・組織に栄養や酸素が行き渡らずになりやすいです。
肩こりと心臓の関係
心臓は、全身の細胞・組織に栄養や酸素を送り出す、ポンプの役目を果たします。
心臓の機能が低下することで、手足まで血流が行き渡らずに、細胞内の代謝も低下してしまいます。
代謝が低くなることで、エネルギーを作り出すこと・体を回復する機能が下がりやすくもなります。
また、指先の冷え性の原因にもなりやすいです。
心臓は胸の肋骨の中に納まっていています。
心臓だけでなく、肺や食道もあり、肋骨に守られています。
また、肋骨だけでなく、背部には背骨があります。
心臓は、胸骨や背骨、横隔膜と靭帯を介して付着しています。
赤い丸の部分は横隔膜です。
呼吸をするとき上下に動き、肺を膨らませたり萎ませて、空気を吸ったり吐いたりするときに動きます。
心臓に負担がかかると、心臓の動きも固くなり、靭帯を介して、背骨や胸骨、肋骨の動きも悪くなりやすいです。
背骨や胸郭の動きが固くなることで、肩や首、肩甲骨周りの筋肉も固くなります。
つまり、肩こりや首こりになりやすいです。
酷くなると血流が悪くなり、頭痛や吐き気、めまいといった症状に発展するかもしれません。
解決方法
では、なぜ、筋肉は凝り固まるのか?
そこを、突き詰めない限りは根本的な改善は見込めません。
筋肉が固まっているから、首や肩を揉みほぐそうとしますが大きな間違いです。
痛みをごまかして、その場しのぎでしかありません。
そういった方は、おそらく長年、肩こりでお悩みのことだろうと思います。
筋肉はなぜ固まるのか?
筋肉だけでなく、心臓に何で負担をかけているのか?
なぜ、胸郭や背骨は固くなってしまっているのか?
それらの原因と向き合うことで、ようやく改善の兆しが訪れます。
私は、そういう視点で施術をし、健康を手に入れるお手伝いをしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
心臓が肩こりに関係するなんて、聞いたことないと思います。
しかし、体はすべての組織とつながっていますので、当たり前のことです。
筋肉のコリだけ揉みほぐしても、改善はしません。
肩こりでお悩みの方は、お待ちしております。