こんにちは。
山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。
クライアントさんに対して、私がどんな施術をしていくのかを、今回は書きたいと思います。
肺の柔軟性の解放
肺は膨らんだり、縮むことで、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。
しかし、肺の柔軟性が乏しいと、酸素を吸い込む量が減少してしまいます。
背中から肺にコンタクトして、組織自体の動きを引き出し、フワフワの弾力性のある肺へと解放していきます。
とくに、強く揉んだり、ストレッチもせず、肩甲骨あたりを触っているだけです。
やられている側は心地よい感覚になります。
肺の柔軟性が増すと酸素を吸う量が多くなり、胸が広がり、深く息を吸えるようになります。
肺の柔軟性を引き出すだけでも、背骨や肋骨や鎖骨の可動性も広くなり、首こり・肩こりも楽になります。
胸郭の固さの解放
胸郭は、鎖骨、胸骨、背骨、肩甲骨、肋骨で囲われたところです。
肺の柔軟性が乏しいと胸郭は膨らみにくく、それぞれの関節は動きが少なくなり、固くなりやすいです。
これら、関節も緩めることで、さらに肺は膨らみやすく、深い呼吸ができるようになります。
猫背になっていた方も、自然と姿勢が正されたようになり、若々しくなります。
酸素がたくさん吸えることで、今まで以上に体内の隅々まで酸素が行き渡り、疲れは取れやすくなり、体は軽い感覚になります。
横隔膜の解放
横隔膜は呼吸に関わる筋肉です。
横隔膜が動くことにより、肺は陰圧・陽圧の関係で、肺に空気が入ります。
横隔膜が固いと肺の動きも少なくなり、酸素を吸う量が減少します。
下の図の赤い丸の部分が、横隔膜です。
横隔膜も施術することで、肺はさらに動きやすくなり、呼吸が深くなります。
呼吸だけでなく、横隔膜は背中や腰の筋肉とのつながりがあります。
背中や腰の筋肉も緩み、軽くなります。
つまり、肩こり・首こりも改善します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際に、肺や胸郭、横隔膜など呼吸にかかわるとこを、施術することでどんな効果がでるのか。
理解できましたでしょうか?
ただ揉んだりしても、肺や胸郭、横隔膜は決して緩むことはないです。
どの組織にも固有の動きがあり、それを引き出してこそ、効果がでます。
肩こり、首こり、背中のコリ、呼吸の浅い方、朝起きても疲れが取れない方などなどでお困りの方は力になれるかもしれません。