こんにちは。
山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。
肺に負担がかかるとはどういうことだと思いますか?
肺に負担がかかることで、体にはどのようなことが起きるのかを書きたいと思います。
肺とは?
肺は、ガス交換をする場所です。
体内に酸素を送り、体外へ二酸化炭素を送ります。
肺の柔軟性が乏しいと、しっかり、空気が入りきらず、膨らみにくくなります。
酸素は体内でどのように使われるのでしょうか?
私たちの体は細胞内でエネルギーを作り出し、生命活動が行えています。
細かく見ていくと、細胞内のミトコンドリアで、酸素は使われ、エネルギーを作り出しています。
体内への酸素量が少ないと、うまくエネルギーが作れなくなります。
あらゆる組織の細胞に酸素が行き渡らず、筋肉にはコリがでやすくなったり、内臓の機能は低下し、全身にあらゆる影響を与えてしまいます。
つまり、低酸素状態になると本来の治癒能力が発揮されなくなります。
そうなると、肩こりだけでなく、腰痛や頭痛などにも関係してくることが想像できるかと思います。
肺への負担
肺への負担となるものは以下にあります。
猫背
猫背だと、肺を圧迫してしまいます。
背筋が伸びていることで、肋骨は動きやすくなり、肺が膨らみやすくなります。
つまり、酸素が取り込みやすくなります。
タバコ
タバコは、気管支の働きを低下させてしまいます。
気管支が狭くなると、ヒューヒューというような音が、呼吸の時にするようにもなります。
エアコン
梅雨から真夏にかけて、カビが生えやすくなります。
カビは目に見えなくても、空気中に浮遊しているので、至る所にいます。
そのカビを吸い込むことにより、肺に影響を与え、病気を引き起こしてしまうこともあります。
汚染された空気
排気ガスや大気汚染された空気のことになります。
マスク
マスクは、コロナ騒動から1年中、着用しています。
コロナが流行る前は、花粉の時期にする程度が、いまは1年中です。
マスクをすることで、呼吸は浅くなり、横隔膜は固くなってしまいます。
横隔膜が固くなることで、肺の柔軟性は低下してしまいます。
肺と肩こり
肺の柔軟性が低下すると、なぜ、肩こりが引き起こされてしまうのか?
肺は横隔膜と一緒に連動するように動いています。
横隔膜が上下に動くことにより、肺は膨らんだり萎んだりし、呼吸ができます。
横隔膜の動きが固くなることで、肺の柔軟性は低下し、十分に空気が肺の中に入りにくくなり、呼吸が浅くなります。
すると、肋骨や背骨(胸椎)、鎖骨などの関節の動きが固くなります。
関節の動きが固くなることで、筋肉も当然、凝りやすくなり肩こりを引き起こしやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
呼吸はとても大切なことでもあり、肩こりである場合、十分に酸素を取り込んでいない可能性もあるわけです。
マスクを外して、深呼吸する必要もあります。
めい一杯に酸素を吸いましょう!