姿勢は痛みの原因ではない!

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こんにちは。

山梨県中巨摩郡昭和町の【ライフ自然療法室】の有野です。

クライアントさんに、よく聞かれることでもあるのですが、姿勢が悪いと痛みや症状を作りますか?と聞かれます。

今回は、そこらへんの疑問について、私なりの考えを書きたいと思います。

動かないというのは、死ぬも同然!

 デスクワークの方は、長時間、座りっぱなしで仕事をします。

車の運転手の方は、長時間、座りっぱなしで仕事をします。

たしかに、長時間同じ姿勢でいることで、血流は悪くなります。

 血流が悪くなると、全身の細胞に送る酸素や栄養が低下してしまい、痛み症状を作り出してしまいます。

動物も人間も、動かないということは死ぬも同然なので、じっとしていられないのが当たり前です。

寝ている時も、寝返りをうったりします。

トイレ休憩などのときは、背伸びしたり、深呼吸をして、少し体を動かしてから仕事に戻ることをおすすめします。

今の姿勢は結果でしかない!

 例えば、多くの人が悩まれている姿勢は、猫背ではないでしょうか?

あるいは、ストレートネックですかね?

猫背であれば、必然的にストレートネックにもなりやすいですけどね。

 上の図のような姿勢は、猫背であり、ストレートネックであり、ぽっこりお腹ですね。

では、なぜ、猫背になってしまうのでしょうか?

デスクワークなど猫背になりやすい姿勢を長時間とり続けるのも、多少は関係するかもしれませんが、あまり関係ないと思います。

長時間、同じ姿勢でいることが習慣だと血流の流れは悪くなり、肩こり腰痛になりやすいかもしれません。

 ぽっこりお腹は、インナーマッスルがしっかり働いておらず、内臓が下垂している状態です。

内臓が下垂しているということは、腸や肝臓などの臓器はうっ血を起こしている可能性が高いです。

内臓が下垂することで、骨盤は広がり、背骨は内臓に引っ張られ、背骨は丸くなります。

姿勢改善するためには?

 姿勢を改善するためには、無理に背筋を正して生活する必要はありません。

むしろ、猫背の姿勢が普段の姿勢である人には、かえって辛いだけです。

 まずは、食生活を見直すことをおすすめします。

便秘であれば、もちろん腸内環境は悪く、内臓は下垂しやすいです。

小麦粉の取りすぎには気を付けましょう。

肝臓であれば、甘いものやアルコールの取りすぎで、疲労を起こし、下垂しやすいです。

食生活を見直すことで、内臓のうっ血は改善し、自然と姿勢は良くなります。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

普段、こういうような姿勢を取ることが多いから、姿勢が悪いというのではなく、自分の食生活を見直しましょう。

自分と向き合えば、食生活も変わり、姿勢も自然と変わります。

私の施術を受けるクライアントさんは、1回施術するだけでも、かなり姿勢が良くなります。