頭痛
現代人の4000万人の人が慢性的な頭痛で悩んでいるデータがあります。
頭痛にはいくつかの種類がありますがご存じでしょうか?
・偏頭痛
・緊張型
・群発頭痛
3つの頭痛に分かれます。
この中でも多いのが偏頭痛と緊張型頭痛だと思います。
群発頭痛はまれな頭痛で、目の奥がズキズキと刺されるような痛みがあるみたいです。
偏頭痛(片頭痛)は頭の片側あるいは両側ともにズキズキと痛む頭痛のことを言います。
頭の血管に血液が流れるたびにズキズキと痛むような頭痛が偏頭痛になります。
酷いと吐き気やめまいを伴ったりもします。
緊張型頭痛は首や肩回りの筋肉が固くなることで起こる頭痛です。
ズキンズキンと痛むのではなく、頭を締め付けられるような頭痛です。
日本で最も多いのが緊張型頭痛になります。
頭痛に対して考えられる原因として
・心理・精神の問題(顕在・潜在意識)
・内臓の問題
・脊柱の問題
大きく見て3つが考えられます。
心理・精神の問題(顕在・潜在意識)
体は精神、魂、肉体があって、形成されています。
この三角形の中心にあなたが存在します。
精神レベルで問題があると、肉体や魂に影響を及ぼし、三角形の中心にいるあなたに症状として訴えます。
体は何かしらのメッセージを伝えるために症状を作ったりします。
それが頭痛だったりなんてこともあります。
例えば、職場の人間関係の問題や家庭内など怒りや不安の感情を抱くような出来事があったとします。この時、芽生えた感情は日々、生活していく中でどんどん溜まっていきます。
すると、体はこのまま怒りや不安の感情をもっと貯めるのは危ないと無意識に判断します。
そして、こういった感情から無意識に体に症状を作ります。
症状を作ることで本人は怒りや不安の感情から痛みにシフトチェンジします。
精神的ストレスは体内で酸素欠乏を起こします。
神経はとても敏感な組織であり、血液と共に酸素が足りないとしびれや痛みにつながります。
そして、慢性的な症状で毎日辛い日々を送っていきます。
こういった場合は、精神的な問題を本人が自覚するまでは何をしても変わりません。
本人がその感情を認識し、自覚し、向き合うことが大事なのです。
内臓の問題
内臓から脳へつながる静脈があります。
静脈は肝臓へ集まり、そして心臓に戻ります。
例えば、何らかの原因で肝臓がうっ血しているような場合、静脈の通り道は塞がれてしまいます。
塞がることで肝臓と静脈でつながっている内臓の圧力は高まります。
内臓の圧力が高まることで脳へつながっている静脈を介して、脳圧も高まります。
血管を通して頭痛が引き起こされやすくなります。
脊柱の問題
脊柱は首、背中、腰、お尻の部分の仙骨までのことをいいます。
背骨の周りには筋肉や血管、神経が張り巡らされています。
筋肉が緊張する原因として背骨の関節の固さも関係します。
背骨同士のの関節が固くなると筋肉だけでなく血管、神経にも影響を及ぼします。
背骨の関節が緩むことで筋肉も自然と緩み、滞っていた血液は全身を巡るようになります。